工業用ウエスの役割は清掃だけじゃない!産業廃棄物としての処理方法を知ろう
製造業や整備工場において、工業用ウエスは単なる消耗品ではなく、品質維持と現場の安全性を支える重要なツールです。特に化学薬品や多量の機械油といった特殊な汚れを扱う現場では、ウエスは様々な役割を果たすのです。
この記事では、工業用ウエスが現場にもたらす具体的な役割について解説します。さらに、法令遵守の観点から、産業廃棄物となるウエスの種類別正しい処理方法と、処理時に特に注意すべきポイントについても解説します。この記事を通じて、現場の安全管理とコンプライアンス体制の強化にお役立てください。
工業用ウエスを販売する南繊維
製造や整備の現場において、工業用ウエスは清掃・メンテナンスのためだけでなく、現場の安全性を確保する重要な役割を担います。
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南繊維は1959年の創業以来、60年以上にわたり工業用ウエスを取り扱ってきた実績がある企業です。
新品生地のウエスをメインに取り扱っており、工業系の清掃用途で幅広い現場でご利用いただいています。綿率の高いTシャツの端材を素材として使用しており、洗浄加工済の商品は特に吸水性が高く、高品質なウエスです。
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工業用ウエスの現場における役割とは?
工業用ウエスは、製造や整備の現場において、単なる拭き取り作業を超えた多岐にわたる重要な役割を担っています。適切なウエスの選定と使用は、製品品質の安定化、設備の長寿命化、そして作業環境の安全性の確保に大きく貢献します。
工業用ウエスの主要な役割は、以下の3つです。
清掃・メンテナンスへの貢献
工業用ウエスは、現場で発生する様々な汚れや水分を迅速かつ確実に除去することで、設備の機能維持と製品の品質管理をサポートします。汚れを放置しない体制が、予防的なメンテナンスの基本となります。
設備の表面や周辺の油汚れ、粉塵、水分などを定期的に除去することは、部品の固着や腐食を防ぎ、設備の性能を安定して発揮させるために重要です。
機械・工具の保護
ウエスの役割は汚れを取るだけでなく、清掃対象となる機械や工具そのものを守ることにもあります。使用するウエスの素材選定により、この保護の役割の精度が変わります。
たとえば、機械のデリケートな部分や精密工具を拭き取る際、リントの発生が少ないウエスを使用することで、拭き取りによる異物混入を防ぎ、機械や工具の精度と機能を保護できるのです。
安全性の確保
ウエスを適切に活用し、作業環境の危険因子を取り除くことで、現場の安全を確保することにもつながります。
たとえば、床や通路にこぼれた油や液体を工業用ウエスで素早く拭き取ることは、作業者の転倒事故(スリップ)を防ぐために不可欠です。
工業用ウエスはどう処理する?産業廃棄物の種類別正しい処理方法
使用済みの工業用ウエスは、一般的に産業廃棄物として処理されますが、含有する物質の種類によって処理方法が異なります。環境負荷の防止と法令遵守のため、ウエスの種類に応じた適切な処理方法を理解し、実行する必要があります。
機械油や汚れを拭き取ったウエスの分類と処理方法
機械油や有害物以外の汚れを拭き取ったウエスは、ウエスの素材によって分類が異なります。
合成繊維製
ウエス本体は「廃プラスチック類」となり、付着した機械油は「廃油」となるため、「廃プラスチック類+廃油」の普通産業廃棄物(混合物)として処理します。
天然繊維製
ウエス本体は「繊維くず」となりますが、業種指定があるため、多くの場合、廃油と繊維くずの混合物として処理されます。
そのほか、染み込ませた油が滴るほどのウエスでは、メインの品目が「廃油」となることがあります。
引火性のある廃油を拭き取った場合は、「引火性廃油」との混合物として、特別管理産業廃棄物(特管産廃)の基準で処理しなければならない注意が必要です。
廃アルカリ・廃酸を拭き取ったウエスの分類と処理方法
廃油を拭き取った時と同様に、ウエス本体の品目(合成繊維なら「廃プラスチック類」など)と「廃酸・廃アルカリ」の混合物として処理されます。
ただし、強酸や強アルカリを拭き取ったウエスは、その危険性から特別管理産業廃棄物として処理しなければなりません。処理を委託する際には、処理業者が特別管理産業廃棄物処理の許可を取得しているかを確認することが重要です。
廃PCB油を拭き取ったウエスの分類と処理方法
PCB(ポリ塩化ビフェニル)を含有している物質を拭き取ったウエスは、「PCB汚染物」として分類されます。これはPCB特別措置法に則って処理が義務付けられているため、厳格な処理方法が求められます。PCBは高濃度と低濃度で扱いが異なるため、その種類を把握したうえで処分を進める必要があります。
産業廃棄物としてウエスを処理する際の注意点
工業用ウエスを産業廃棄物として処理する過程では、法令を遵守し、現場および環境の安全を確保するために、以下の注意点を意識しましょう。
ウエスを適切に分別する
使用済みのウエスは、付着している物質に応じて産業廃棄物の種類が異なるため、分別を徹底することが重要です。特に引火性や有害性のある物質を含んだウエスは、他の廃棄物と混合しないよう注意深く扱う必要があります。
漏洩防止対策と適切な容器選定
廃油や廃酸などが付着したウエスを一時保管する際は、内容物が外部に漏洩しないよう、密閉性の高い不燃性の専用容器を選定し、確実に蓋をする必要があります。特に引火性のあるウエスについては、自然発火の危険性を考慮し、火気から離れた場所で適切に管理しなければなりません。
信頼できる専門業者へ委託する
産業廃棄物の処理は、排出事業者に最終処分までの責任があります。そのため、処理を委託する際には、専門業者の選定に注意を払う必要があります。
産業廃棄物の処理を外部業者に委託する際は、産業廃棄物管理票(マニフェスト)による管理が義務付けられています。
このマニフェストによって、ウエスが排出された後、収集運搬・中間処理・最終処分まで、法令に則って適切に処理されたことを確認し、その透明性を確保することが重要です。
【Q&A】工業用ウエスについての解説
- Q.工業用ウエスの役割とはなんですか?>
- A.工業用ウエスは、清掃作業以外にも、現場の安全性を確保する役割を果たします。たとえば、床や通路に油や液体がこぼれた際に、高い吸水性を持つウエスですぐに拭き取ることで、作業者の転倒事故(スリップ)を防ぐことに貢献します。
- Q.機械油を拭き取った工業用ウエスは、産業廃棄物としてどのように分類されますか?
- A.機械油や有害物以外の汚れを拭き取った工業用ウエスは、ウエスの素材と油分の量によって分類されます。合成繊維製であれば「廃プラスチック類」、天然繊維製であれば「繊維くず」と付着した「廃油」の混合物として普通産業廃棄物として処理されます。
- Q.産業廃棄物となったウエスを一時保管する際の注意点はありますか?
- A.付着物に応じた分別を徹底することが重要です。油分や引火性のある物質を含んだウエスは密閉性の高い不燃性容器に保管し、火気から離して管理することが重要です。
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工業用ウエスの発注は南繊維へ
| 販売業者 | 株式会社 南繊維 |
|---|---|
| 適格請求書発行 事業者登録番号 |
T3120001158260 |
| 通販店舗 | 株式会社 南繊維 |
| 所在地 | 〒571-0002 大阪府門真市岸和田3丁目20番12号 |
| 電話番号 | 商品お問合せ 072-800-5140 お問合せ時間 平日 9:00~17:00 ※土日祝休 |
| FAX | 072-344-5374 |
| URL | https://www.fixreco.jp |
| 事業内容 | 繊維原料およびウエス、古着の輸出入・卸売 |





